iron

そもそも鉄骨って何?

鉄のイメージは?
鉄の意志、鉄の魂、鉄の肉体。
堅城鉄壁、斬釘截鉄、磨穿鉄硯。

四字熟語はよくわからないですが、とにかく固いイメージがあると思います。

今回は、そんな鉄を材料にした鉄骨についてのはなし。

コンクリート造の鉄筋コンクリート、木造の木材と並び、建築物の「骨」の役割を担うものが鉄骨です。
鉄骨は、鉄筋コンクリートに比べて重量が軽く、木材と比べると強度が高いことから、大空間建築物に用いられることが多いです。
また、寿命が長く、再利用が可能な鉄骨は、SGDsの観点からもより次世代的と言えるでしょう。

鉄骨のことをさらに詳しくお話すると(興味のない方は読み飛ばしてください。)

長所
・木材に比べ強度が高く、鉄筋コンクリートに比べ重量が軽いことから長い梁として利用でき、柱の本数も少なくてすむ。
・耐力壁が不要なので間取りの自由度が高く、リフォームも容易である。
・鉄骨は工場生産され、現地では組立作業のみとなるので、建物の品質が現場作業員の熟練度に左右されない。
・現場における工期が短い。
・設計により軽量に設計することも可能なので、体育館の屋根や鉄橋などで、他の材料では不可能な長大スパンを実現できる。
・材質が均一である。
短所
・摂氏550℃程度で急激に強度が失われるので、耐火被覆等の配慮が必要となる。
・鉄骨構造の特性を生かす構造設計やディテールに関しての知識が必要。
・たわみと変形、座屈に対する考慮が必要。
・材料価格が高いためお金がかかる。

そんな鉄骨を使った建造物を作っているのが鉄工所です。

弊社では依頼を受けた建造物の図面作成から、設計・製作・施工まで一貫して行っています。
一般的には、加工作業と設置作業は別々の業者が行うケースが多いですが、弊社では、打ち合わせから施工まで一貫して行うためスムーズに工事を進めることができます。
鉄骨加工や鉄骨溶接に必要な資格を取得したベテランスタッフが在籍しており、安心してお任せいただくことが可能です。
技術者が打ち合わせさせて頂きますので、加工から施工までの知識を踏まえた話が出来る事も魅力です。
小さな加工から賜りますのでお気軽にお声かけ下さい。

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